青森市に行く用事が出来た。
飛行機で青森の往復すると60.000円を超える。バンコク3泊4日の旅行代金と同じ、日帰りで往復するのはあまりにももったいないと思った。
何とか時間をつくって、何か価値のあることは出来ないかと考えた。
ふと思い出したのが、先日テレビで見た「ぶなこ」。ぶなの樹をかつらむきにし、それで形を作り、ランプシェードをつくったりする。そしてそれを売っているお洒落なギャラリーが青森にあったはずだと思い出した。
現在、御所別墅(ごしょべっしょ)計画を進行中で、その施設で使えるかもしれないと考えた。
あとは・・・
そうだ青森と言えば十和田湖。十和田湖から少しはなれた所に十和田市がある。
30年前、労働ビザが下りずにフランス行きを断念し、北海道に一年間生活をしていた事があった。
その時にちょうど今頃、馬糞風の吹く頃、北海道から営業活動の為に青森港に渡り、季節はずれの雪の為に、車を押す羽目になり、靴がビチョビチョにぬれた事があった。
十和田市のビジネス旅館の駐車所に車を止めると、その傍にしゃれたイタリアンレストランがあった。
店頭に標識が立ててあり、ミラノまで●キロ、ニューヨークまで●キロと書いてあった。
東京や大阪は無く、神戸まで●キロと書いてあったのでびっくりした。
夕食後、早速一杯飲みに、そのイタリアンを訪れた。
店内にはアンティックな柱時計が沢山掛けてあったのが印象に残っている。
「こんなお洒落なお店だったら、都会でやったらもっとはやるのではないですか?」と聞いた。
するとオーナーシェフは「週末は三沢から若い女の子が食べに来て、平日はもんぺをはいたおばあちゃんが孫の為に買いに来る・・・そのような感じで都会からこの田舎に人を呼びたいのです。」と答えた。
僕はそれまでは、有馬温泉が嫌で外国や都会に出ることばかりを考えていた。しかしその一言で、有馬温泉に若いお客を呼ぼう。その為には何をするか!?
・・・という考え方に変わった。
最後に「神戸で修行をされたのですか?」「ハイ!」「ひょっとしてピノキオですか?」「ハイ」という答えだった。
その店は、まだ存在するのか!? 名前も分からない。
そこで十和田市の市役所に電話を入れた。
十和田市内にあるイタリアンレストランで、少なくとも30年は続いている店・・・
意外と簡単に答えは見つかったが、インターネットで検索して、その店を見ると違う。
しかし他のページに、十和田市内で営業していた。30年を越えるという事で、直接電話をしてみた。
するとオーナーが出て、十和田市内でやっていた。神戸で修行をしていた。標識が立っていた。古い時計を沢山飾っていた。というキーワードにすべて一致した。
青森に行く際に昼食によると言う約束を交わした。
僕に影響を与えた、その人は着実に進化をしておられた。
一度、ご覧ください。
ティファーナ
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