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December 02, 2004

新潟 長野温泉 嵐渓荘

29日の夕方、新潟県の旅館の若主人から電話が入った。来年の三月ぐらいから震災復興の観光振興を図りたい。ついては阪神淡路大震災で経験したことを、教えて欲しいという内容だった。

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新潟県長野温泉 嵐渓荘は、動画で面白いホームページをつくっている宿で、前から気になっていた宿だった。
実際どうなのだろうか?自分の目と耳で確かめたくなり、出かけることにした。途中お昼をさっと食べ、後は二回ガソリンを入れる為に止まっただけで、7時間で650kmを走った。ちょっと飛ばしすぎたかな
5時半に到着。しかし、すでに日が落ちていて、周りは見えない。

とりあえず、温泉へ。

ran-2.jpg

ここの温泉につかると、まったりと湯が肌にまとわりついてくる感じ。久しぶりに良い湯に入ったと思った。7時間のドライブの疲れが、さらにそう感じさせたのか・・・
ぬるめの湯に、しばらく浸かっていると汗が出てきた。顔の周りの汗を手でこすると、塩の感じがする。それも結構強い。後で成分分析書を見ると、高濃度の食塩泉。
お風呂の入り口に、雑誌の切抜きがかけてあった。「高濃度の温泉で知られる有馬温泉。」という下りを発見し、少しうれしくなった。ここの温泉は冷泉で、冷泉で強食塩泉というのは非常に珍しいそうだ。
露天風呂は震災で、配管が損壊し現在、使用できない。

夕餉は、献立に色々書いてあったが、やはり山菜や山の幸のオンパレード。一番気に入ったのが、鮎の煎餅。鮎を薄く切ってあり、揚げてある。ビールの肴に最適の逸品。お土産にも持って帰れるということだったが、晩の九時までに申し込まねばならない。(残念! 朝気がついた!)

夕食後、若主人と遅くまで、震災や宿の話しをした。
その際、パソコンに入っていた、ドイツの温泉の画像や資料を彼に提供した。
今後の参考になれば良いと思った。

ここの湯は、確かに良い温泉。
しかし、どこの温泉に行っても、浴場に30分もいていられない。
普通に温泉旅館に泊まりに行くと
風呂に入って、ご飯を食べて、寝る前に風呂に入って、寝て、朝風呂はいって、朝ごはんを食べて・・・帰る。
結局、何所へいっても同じようになる。

もし、ここの若主人とつながりが無く、「震災」という共通項が無ければ、わざわざ来るだろうか?
やっぱり来ない。
何か近くまで、行く用事があったとしたら、迷わず選ぶ。

結局、通常のサービスだけでは、限界があるのではないか!?
それがここ半年、国内旅行が落ち込んでいる、一つの原因だと思う。

地域全体を魅力的にし、集客を図る。
温泉以外の楽しみを付加する。温泉を長く楽しんでいただく仕掛けをつくる。(ドイツの温泉をどうフィードバックさせるか)
そして宿とお客様繋がりをいかに沢山作るか!
・・・と言う事を改めて考えさせられた。

ran-5.jpg

朝、二日酔い気味で起き出して、窓の外を見ると、ガードレールが崩れていた、水害と地震の爪あとが残っている。
しかしそれ以外は、燕三条ICから、震災のかけらも伺う事はできなかった。

少し遠いが、是非行ってあげて下さい。
震災を経験した身として、お客様に来ていただくのが、一番の支援になります。

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Tracked on December 05, 2004 at 03:22 PM

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